Time CapsuleのHDD換装で設定とデータはどうなるか?
Apple Time Capsule
のHDDを500GBから2TBに換装しました。
換装方法は色々なサイトで紹介がある通り簡単です。
ここでは、注意点とあまり書かれていないデータや設定がどうなるか、取り外したHDDのデータについて書きます。
■HDD換装作業の注意点
HDDは物理的な固定がされていません。
変わりに、脚としてHDD底面のネジ箇所に4つのネジが取り付けられていますので、その付け替えを忘れずに。
温度センサーはファンの回転に関係ありそうなので、貼り直す際に粘着力が弱くなっていたら補強しておきましょう。
■設定など
全て残ります。
正しくは残るというよりも、HDDにはデータのみを保存しており、設定等はファームウェアか何かに書き込まれているため、そもそも消え様がありません。
HDDはMacで外付けとして使用していたものをバラしてTime Capsuleに搭載しました。
この場合、換装後にTime Capsuleを起動すると、ディスクエラーを吐きます。
慌てずに、AirMacユーティリティからHDDの修復という名のフォーマットを行えば、データがなくなり容量が増えた以外は今まで通り使う事が出来る様になります。
■取り外したHDDとそのデータ
私は、外したHDDは後でケースに入れてデータを抜こうと思っていました。
…が、結果、それは出来ませんでした。
HDDを外付けケースに入れ、いざマウントしてみるとアクセス権が無いと言われ、表示すら不可です。
データを移行したい場合は、バラす前に何処かに保存しておく必要があります。
この作業が一番時間がかかりますね…。
なお、元HDDをマウントすると管理用と思われるパーティションが2つマウントされます。
また、アクセス権等々もあることから、元HDDと新HDD共にフォーマットなしに利用するのは難しいと思われます。
つまり、元HDDのデータを新HDDに移したい場合は、移したいデータの容量が確保できる第三のHDDを準備する必要があります。
容量を増やしたいから換装するのに、これはちょっと辛いですね…。