iPhone / iPadからSSH経由で安全にリモートデスクトップに接続する
リモートデスクトップは便利ですが、ユーザー名とパスワードさえ分かってしまえば誰でも接続できてしまうのは、セキュリティ面で不安が!
つうことで、SSHでポートフォワーディングをして接続することにします。
これならば、SSHdの設定にもよりますが、
-SSHの公開鍵を持っていること
-公開鍵のパスフレーズを知っていること
-リモートデスクトップ接続のユーザ名を知っていること
-リモートデスクトップ接続のパスワードを知っていること
が接続のために必要となり、最初の2つのハードルが極めて高いためかなりのセキュリティ強化になります。
というか、ここまで対策をしているお金になる情報があるわけでもない個人サーバに、手間をかけてハッキングするほど暇な人もいないでしょう…。
使うiOSアプリは2つ。
iSSH - SSH / VNC Console
カテゴリ: ビジネス
価格: ¥1,000
※SSH経由でVNC接続したい場合のはこのiSSHのみで実現できます。
と
Microsoft Remote Desktop
カテゴリ: ビジネス
価格: 無料
です。
iSSHでポートフォワーディングをしつつSSH接続をしてバックグラウンドで動作させつつ、Microsoft Remote Desktopでリモートデスクトップ接続をするという案配です。
■iSSHの設定
接続設定でSSHとShellを選んだあと、Tunnelsを選択します。
Tunnelsでポートフォワーディングの設定をします。
※ポートフォワーディングはトンネリングともいいます。ローカルとリモートが至極安全に繋がっているSSHのトンネルの中に、ローカルの3389番と接続先の3389番に繋がる専用のデータが流れるトンネルを更に掘って繋ぐイメージ。
■Microsoft Remote Desktopの設定
両アプリの設定が終わったら、iSSHで接続を確立した後、Microsoft Remote Desktopを接続してみると…SSH用の22番のポートしか開けていないルーターの先のリモートデスクトップに接続されます。
正直、VNCよりもMicrosoft Remote Desktopの方が快適です。
iPad miniの画面の収まりも良く、操作性も良いです。
で、あたりまえっちゃあたりまえですが、テザリングしているiPad miniでもOKです、これ。
iPhone 5sのLTEにテザリングしたiPad miniで使うと結構快適です。
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iSSH - SSH / VNC Console
カテゴリ: ビジネス
価格: ¥1,000
Microsoft Remote Desktop
カテゴリ: ビジネス
価格: 無料